キュアナ鍼灸治療院鍼灸サロン キュアナ

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30歳男性と45歳男性では妊娠率が20%低下する

男性不妊についてこんな記事を見つけました。是非ご一読下さり、今日からの生活にお役立て下さい。

ご存知の通り、最近では…

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不妊の半分は、男性側にも問題があることが分かっています。男性側の因子としては、精液中に精子がない「無精子症」、精子が少ない「乏精子症」、動いている精子が少ない「精子無力症」、勃起不全による「性交障害」、膣内でうまく射精ができない「射精障害」などがあります。

男性不妊の検査で最初に行うことは精液検査です。精液を容器に取っていただき、精液量、精子濃度(1ml中の精子数)、精子運動率(運動している精子の割合)などを測定します。その結果のことを精液所見といいます。

2010年のWHOによる基準値は、精液量1.5ml以上、精子濃度が1500万/ml以上、精子運動率が40%以上、形態が正常な精子が4%以上です。精子濃度が1500万/ml以下を「乏精子症」、精液中に精子が存在しない場合を「無精子症」、運動精子が40%未満を「精子無力症」といいます。

男性不妊症は病因別に、精子を作る過程に問題がある「造精機能障害」(90%)、精子が作られてから出てくるまでに問題がある「精路通過障害」(5%)、 交渉が持てない「性機能障害」(3%)、その他(2%)に分けられます。

精子は、精巣中の「精細管」という部分で74日間をかけて作られ、その後「精巣上体」「精管」へ運ばれます。精管の終点で「精嚢」と合流し、精嚢の分泌液と混じり合って「前立腺」に送られ、精液となります。精子が作られ、運ばれ、射精するまでの過程のどこかに問題があると、男性不妊になるわけです。

妊活中の男性は、まずは精液検査を受ける必要があります。精子は毎日作られており、そのときの健康状態にも大きく左右されます。そのため、精液検査は時間をおいて数回行うことが一般的です。

さて、検査を受けた男性も、受けていない男性も、妊活を考えている場合には、女性の場合と同様に、心身ともに健康な生活を送ることが大切(*1-3)です。その他、男性が自分でできる妊活のポイント5つをまとめてみました(女性の妊活については、「自分でできる“妊娠しやすい体”のつくり方」を参照)。

※参照URL(http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=2887)

1. 【禁煙】
喫煙が多くの疾患を引き起こすことは、皆さんもよくご存じかと思います。男性の生殖機能にも悪影響を与えることが知られています(*4)。具体的に言うと、精子形成に影響を与え、精液所見は喫煙本数に比例して低下します(*5)。流産や子宮外妊娠のリスクも増加し(*6)、勃起不全(ED)の原因にもなるのです(*7)。卵子にも精子にも、そして受精卵、胎児にも悪影響を及ぼすことを踏まえ、妊活中の方にはカップルでの禁煙をお勧めします。

2. 【健康的な食生活】
健康的な生活を送ることは、精子形成にもプラスの影響をもたらします。毎食食べることや、シリアルやフルーツ、野菜を食べることは、精液所見に良い影響を与え、アルコールの過度の摂取は、悪影響を与えると言われています(*8)。バランスのよい食事の摂取や、アルコールの摂取は適量にとどめることを心がけましょう。

3. 【精巣を熱から守る】
あまり知られていないのですが、精巣はとても熱に弱い臓器です。温度が数度上昇するだけで精子形成にダメージを与えると言われています。そのため、熱くなる物を精巣付近に近づけないようにすることが肝心です。

a. ブリーフでなく、トランクスを
下着の種類によって、精巣表面の温度が変わり、温度が上昇すると精液所見に悪影響があります。例えば、トランクスを着けている男性と、ブリーフをはいている男性では、トランクスを着けている男性のほうが精液所見が良いという研究がいくつもなされています(*9, 10, 11)。精巣の温度上昇を避けるために、通気性の良い下着を着るようにしましょう。

b. 長風呂、長サウナは控える
長時間の入浴もサウナも、どちらも精巣に熱のダメージを与えてしまいます(*12)ので、なるべく控えめにすることをお勧めします。

c. 膝上でノートパソコンを使わない
ノートパソコンを膝の上に乗せて作業をしていると、PCの熱で精巣表面の温度が上がり、悪い影響があります(*13)。そのため、PCを膝の上に乗せて作業することは避けましょう。

d. 自転車・バイクに乗り過ぎない
サドル先端部分による会陰(えいん)部の圧迫(*14)、肌に密着したトレーニングウエアによる体温上昇などが、生殖機能へ影響を及ぼす可能性が指摘されています(*15)。また、過度に自転車に乗ることが勃起不全を招くリスクも報告されています(*16)ので、妊活中の男性は、自転車やバイクにはあまり乗り過ぎないことをお勧めします。

4. 【禁欲しない】
精子は常に生産されており、射精を多く繰り返すことで精子の量が減るということはありません。逆に、禁欲期間を置いてしまうことが、精子の状態の悪化につながることが知られています(*17)。妊活中の方は、禁欲は禁物と覚えてください。

5. 【育毛剤を飲まない】
男性ホルモンを抑制する成分(フィナステリド)が含まれている育毛剤によって、精子数が減少したという症例報告もあります(*18, 19)ので、不妊治療中の人は、できれば育毛剤の服用は控えたほうがよいでしょう。

最近は、卵子の老化については耳にする機会が多くなってきましたが、男性の年齢について議論されていることはほとんどありません。では、男性は本当に何歳になっても子どもをつくるのに問題ないのでしょうか?

最近の研究では、男性も加齢に伴って「妊孕力」(妊娠する・させる力)が低下することや、男性の加齢が出生児に影響を与えるといった報告がなされています。

デンマークで行われた研究で、妊娠に及ぼす「男女の年齢の影響」だけを計算したところ、男性も女性も30歳の妊娠率が最大であること、男性の妊孕性の低下は女性と比べ極めて緩やかではあるが、30歳のときと比べ45歳で妊娠率は20%減少すること(*20)などが報告されています。

※図表「男性の年齢と妊孕力」は日経DUALでご覧いただけます

さらに、男性の年齢が「妊娠しやすさ」だけでなく、生まれてくる子どもにも影響を及ぼしていることが分かってきました(*21-24)。

※図表「男性の加齢と、出生児の先天異常発症リスク」は日経DUALでご覧いただけます

女性の加齢と先天異常の発生、特にダウン症の発生率との関連はよく知られています(「30歳が1カ月で妊娠できる確率は20%、40歳で5%」参照)。

※参照URL(http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=2887)

男性は「自分はいつまでも大丈夫」と、子どもを持つことを考えることも、検査を受けることも、ついつい後回しにしてしまう傾向があります。ですが、男性の年齢も多少ですが、出生児に影響することを理解し、カップルでできるだけ早い時期から、子どもを持つことについて話し合う機会を持ち、考えていっていただきたいと思います。

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