葉酸と妊娠
葉酸摂取量と、高度生殖補助医療における受精率との関連において、
2012年、アメリカ生殖医学会での論文で『葉酸の摂取量が多いほど体外受精の受精率が高くなる』
という研究結果が出てているそうです。
ところで、この葉酸ですが、皆様どのような働きがあると思われますか。
葉酸は、細胞が分裂する際に、DNAが正しくコピーされるのに必須の栄養素であることから、
不足すると、子供の先天異常のリスクが高くなると言われています。
ですが、その一方で、妊娠中の人工葉酸の摂取が、子供のアレルギー発症に関わるとの報告もあります。
英語圏では、そのような違いをしっかり明記されているのに対し、
日本は全て葉酸とひとくくりにされているそうです。
この人工葉酸、中身は多くが安価な石油由来化合物らしいというから、驚きです。
妊娠を考える、あるいは妊娠中でしたら、やはり補っておかなければいけません。
そこで、天然の葉酸を摂取されたい方には、是非『棗=なつめ』をお勧め致します。
当院で取り扱っている棗は、大粒で無農薬のものを使用しております。
一般的には、1日3個の摂取を推奨されておりますが、
こちらは大粒の為、1日1個で十分!
しかも、鉄分はプルーンより豊富で、食物繊維の含有量も多く、
気血を補うと言われている棗は、他に冷えや生理痛の改善、
貧血、お肌のくすみ、胃腸の調子を整え、リラックス効果まで。
中国・韓国では、特に女性には必須の食品として必ず召し上がっております。
意外と知られていないこの事実、赤ちゃんの為にも必ず天然の葉酸を摂取されて下さいね。