鍼治療で不妊症を克服
英国テレグラフは2014年8月16日付の記事で、鍼治療で不妊症を克服した女性を紹介しております。
記事は、3人の元患者の治療から妊娠成功に至るまでのエピソードを綴った特集です。
記事では、3人が活用した人工授精、卵子ドナー、鍼治療を取り上げてそれぞれ詳しく解説しています。
鍼治療は、多嚢胞性卵巣症候群の不妊症患者が活用した治療法として取り上げられています。
この女性は、人工授精治療を受けていたものの満足した結果が得られず、偶然手にした本に掲載されていた鍼治療を試みたということです。
その本の著者でもある鍼治療家の治療を受けたところ、3か月後にめでたく子宝に恵まれました。
この患者は月経不順であり、初めての鍼治療直後に月経が訪れたと記事の中で述べています。
また、妊娠期間中にも週に1回、鍼治療を受け続けたところ、流産の危険性もなく出産に至ったと語っています。
(医道の日本10月号より抜粋)