ゆらぎ期
先日、当院も所属する統合医療生殖学会の柳田様主催で、不妊の勉強会がありました。
とても内容の濃い2時間であっという間でした。
その中で、とても興味深いデータがあり、
40~45歳の方より、45歳~の方の方が実は、少しだけ妊娠率が上がるというものでした。
何故なら、40~45歳の間は、ゆらぎ期といい、
45歳~の方は、閉経前に最後良い卵を出すようになることがあり、
その為か、当院でも45歳、46歳、47歳でご懐妊された方がおります。
ですので、45歳になったからと言って、すぐ諦めるのではなく、
そこからあと1年くらいは頑張ると、残りの人生がその方にとって、全く意味が違います。
あの時、もう少し頑張っていれば…と思うよりは、
今できる最善の努力をすること、
それこそが次のステップにつながると言えます。
また、先程の40~45歳の間の方は、大変辛い時期にあたりますが、
諦めず、最後までできることをしながら、自分の信じた道を進んで下さい。
その先に、未来が見えるはずです。