ART後の妊娠判定陰性時について
私が所属するNPO法人 日本不妊カウンセリング学会の学会誌を拝見していたところ、
気になる記事があったので、下記に抜粋します。
某クリニックでは、ART(高度生殖医療)後の妊娠判定時に、陰性だった場合、
面談を行っており、この結果から、面談時間の短い群では、
産科転院の割合が最も多く、
面談時間の長い群は、治療中断の割合が高かったというデータが出た。
つまり、面談時間の長さは、患者のストレスや自己決定の迷いを反映している可能性がある、と思われる。
また、面談に望む内容としては、次回へつなげる為にも、今回の結果をふまえ、
医師の説明の補足が1番多く、次に生活指導、次に傾聴というものだった。
当院でも、通院が長くなったり、何度かARTを繰り返すが、
結果が出ない患者様に対し、不安を和らげたり、モチベーションをあげる工夫をできるだけ試みているつもりです。
その一環が、傾聴だっするようにしたり、食生活等の指導も含みます。
特に、食生活に関しては、ただ栄養のバランスをと言っても難しく、
もっと具体的に、その方にあった食品の選び方、摂取の仕方等、
薬膳の知識を通して細かくお話するようにしていますが、
求めていない患者様に対しては、逆に負担になるといけないので、
興味を持って下さった方に掘り下げてお伝えしていきます。
ご興味のある方は、いつでもお気軽にご相談下さい。