不妊と不育
当八千代店では、不育症の患者様も多数お見えになります。
ここで、不育症とは何かというと、
着床・妊娠はするけれども、妊娠を継続できず、
流産を連続的に繰り返してしまう場合と定義しています。
回数に定義はないですが、
おおむね2~3回としていることが多いです。
ここで、不妊症と共通している点は、
どちらも挙児を得られないということ、
不妊の原因と共通する点があるということです。
流産自体は珍しいことではないですが、
繰り返す場合は、何等かの原因が考えられますので、
治療が必要である場合も考え、一度検査をしてみると良いでしょう。
特に、不育症と関連があり、主な原因と成りうるものとしては、
染色体異常、子宮奇形、抗リン脂質抗体抗体症候群です。
また、原因の割合としては、
胎児による染色体異常が約40%を占めています。
他に内分泌異常としては、
糖尿病、甲状腺機能、多嚢胞性卵巣症候群が挙げられます。
あとは、なんといっても女性の年齢です。
鍼灸治療は、こういった高齢妊娠のサポート、
先程挙げた内分泌異常の改善、
血流を良くすることで、胎児にも酸素と栄養を行き渡らせ、
母体の安定、つまり妊娠を維持しやすいお身体作りを目指していきます。