不妊症と子宮筋腫
当八千代院の不妊治療ご希望の患者様は、何らかの疾患を抱えてご来院されるケースが多いです。
例えば、そのひとつが『子宮筋腫』。
子宮筋腫というのは、ご存知の方も多いですが、
良性の腫瘍(平滑筋腫)で、エストロゲンが関与していると言われています。
割合的には、成人女性の3人に1人は罹患しているほど、
婦人科疾患の中では最も多いのも特徴です。
よくある症状としては、月経過多、月経困難症、不正出血、それに伴い貧血、
圧迫されることで、便秘、腰痛、頻尿になったり、
そして、特筆すべきことは不妊の原因にもなるうる、ということです。
特に問題のない場合一般的には、閉経後縮小していく事が多く、
経過観察とし、定期健診で診ていきます。
分類で一番多いのは、
筋層内にできるものが70%を占め、これは多発しやすい傾向です。
大きさや数ではなく、
できる場所の方が不妊に関係しますので、
思い当たる方は、専門の機関で一度早めに検査を受けてみましょう。